2014年03月04日

クランクアップ!!と嘘あらすじ!

お疲れ様です、鈴木です。


さて、制作を発表する前の記事からはや三ヶ月。
いきなりですが、無事クランクアップいたしました!


いやー前回『プレイヤーズ!!』の時は途中経過を書いたりもしたのですが
今回は異常な密度の撮影日程だったため、全く余裕がなく
何も書けませんでした。
皆様、アタクシのツイッターはご覧になってますかしら?
そちらの方でたまに当たり障りのないことや軽い愚痴など流しておりますので
ぜひフォローしてやってくださいね。
http://twitter.com/suzuken84


今回の『プレイヤーズスピンオフ!!(仮)』は
浜松市の「みんなのはままつ創造プロジェクト」採択事業として撮影されました。

100周年時の映画『プレイヤーズ!!』のスピンオフという位置づけですが
新旧キャストのコラボレーションはもちろんお楽しみいただけますし、
その他あらゆる点において確実に「進化」しております。


目立って「進化」したのは制作環境、そして監督自身の「心持ち」です。
詳細は書きませんが、ここ1年ほど、色々なことがありまして、たくさん涙も流しまして
3年前とは明らかに「心持ち」が違うのです。
公開の暁には、ぜひその点確かめに来ていただきたく存じます。


さて制作側のことばかり書いてはいられません。
新キャストについても触れていきましょうか。


『プレイヤーズ!!』では8人のメインキャストを中心とした群像劇として
物語が展開いたしましたが、今回の主役は3人です。


おっく
めぐみ(Spoon)
石川秀明


彼らが問題にぶつかりながら、成長していく姿を描きます。



ここから映画のストーリーについて触れていきたいのですが、
なんせ公開前ですからね。

適当に嘘をまじえながら紹介していきますね。



≪嘘あらすじ≫

おっくさん演じる「実(みのる)」くんは浜松・引佐の牧場の息子さんです。
お父さんと、従業員の3人で牧場を運営しています。

さて彼は一つの大きなコンプレックスを抱えています。

それは……
髪がやたらモジャモジャだということです。

モジャモジャすぎてそれが嫌で嫌で仕方がないのです。
ちょっと風の強い日には、変な糸くずとか汚らしいゴミがたくさんくっつきます。

朝起きたら、鳥の親子が住み着いていた、なんてこともありました。
「巣を作ろうと思ってたけど完成品置いてあるやん」と
サクッと入居してきた感じです。


これにプッツンきた実くんは、夕飯を食べながら
太田直宏さん演じるお父さんの「武史(たけし)」に相談します。

と、その時、家の外から悲鳴が。
「いやああ助けてええ!!」
実くんと武史が慌てて外へ飛び出すと、
生まれたばかりの子牛「ごま大福(生後3か月)」が悲鳴を上げながら、
謎の円盤に連れ去られるところでした。

「いやああ!!キャトルミューティレーションされちゃうう!!」
叫びながら円盤の中へと吸い込まれていくごま大福(生後3か月)。

「ごまちゃん! 君、喋れたんだね!」
「キャトルミューティレーションとか久々に聞いたわ!」
実くんと武史は案外冷静です。


その円盤を操縦しているのが、石川秀明さん演じる「マッド博士(まっどはかせ)」

「実くん、久しぶりじゃね。ヒョヒョヒョ」
「な、なぜ僕の名前を!?」


物語が進むにつれ、実くんはかつて、マッド博士に連れ去られて実験台にされ、
その実験が失敗して頭が爆発し、モジャモジャになってしまった、ということが明らかになります。


マッド博士に復讐すべく、円盤へと乗り込む実くん。
円盤内部で変わり果てた姿になってしまったごま大福(生後4か月)と再会します。

「ああ……すっかり皮だけに……あれ?チャックがついてる。これは着ぐるみ!?」

なんと本物のホルスタインだと思っていたごま大福(生後4か月)は着ぐるみだったのです!
そして物陰から出てくる、牛の中身。
これがめぐみさん演じる「真宮寺姫子(しんぐうじひめこ)」

「べっ、別にアンタの助けなんか待ってなかったんだから!勘違いしないでよね!」

使い古されたツンデレキャラに辟易しつつ、
実くんと姫子は協力し合い、マッド博士に戦いを挑むのでした。
そして武史は特に力も貸さず、家のソファーでさきイカをしゃぶっているのでした。





というわけでした〜。
9割9分嘘でした〜。

「実(みのる)」「武史」「ごま大福(生後3か月)」くらいしか合ってませんわ。
深夜のテンションって怖いです。
いや「ごま大福(生後3か月)」はマジですよ。劇場でご確認ください。




仕方ないので少し真面目に書きます。


今回、出演された方々の作品に対する情熱は、並々ならぬものがありました。
彼らはスクリーンの中で「もう一つの人生」を本気で演じようとしていた。
こちらもそれを望んでいたし、実際にそうなっていったことが本当に嬉しかった。

今回、なぜ作品を「続編」ではなく「スピンオフ」という位置づけにしたのか。
それは明らかに、「描こうとしたもの」が違うからです。


前作は、明るく、広く、温かく、優しい。
今作は、深く、狭く、切実で、根深い。


どちらも「浜松」を舞台にしておりますが、明らかに視点が違うのです。
ただ、いずれも確かに、真実なのです。

主演の方々をはじめ、今回の出演陣はそれを正確に読み取り、
本気の取り組みを見せてくれました。
身を削り、心を削り、キャラクターに魂を注いでいた。
画面からはっきりと、その熱が伝わってきます。
特に主演の方々の力の入れようは、凄まじいです。


作品に対する「愛」。それをひしひしと感じます。
彼らは作品を愛してくれました。

それは出演陣からも、さらにスタッフの方々からも感じます。
前作から引き続きご助力いただいた方々、今回初参加の方々、
皆本当に、素晴らしい働きを見せてくれました。


途中、とんでもないトラブルもありました。
年始早々のロケ、開始2時間でカメラが突風に倒され、坂を転げ落ち、川に水没。
カメラ、ワイヤレスほか、多くの機材を失いました。
それでも皆、ついてきてくれました。
撮影が無事終わったことが、今でも信じられないくらいです。


理想的なチームになりました。
和気あいあいとして居心地良く、それでいてメリハリがあり、団結している。
このチームで撮影が進められたことを誇りに思います。
皆、本当にありがとう。



作品の一般公開は2014年度中を予定しております。
ぜひ楽しみに待っていてくださいね。

7D0A9702-1-2-2.jpg
この記事へのコメント
うわー、なんだかすごく楽しみです!
(「なんちゃってあらすじ」の方じゃないですよ。あ、いや、そっちも観てみたいです...)

地元で活動されている「プレイヤーズ」の皆さんが、表現の場を音楽から演技に変えて、どんな表情を見せてくれるのか本当に楽しみです。

監督の想い、伝わってきます。応援してますよ!!
Posted by Gassy at 2014年03月04日 07:12
Gassyさん
コメントありがとうございます。なんちゃっての方も作ってみたい!早いとこ浜松に戻っていらして!
Posted by 鈴木研一郎 at 2014年03月05日 04:54
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/88803954

この記事へのトラックバック